古代ペルシア時代から現代まで受け継がれ、発展を続けている『ペルシャ絨毯』。イラン周辺にて発祥し、敷物やタペストリー、テーブルクロスとしても親しまれてきました。ペルシャ絨毯特有の文様、そして鮮やかな配色は美術工芸品として世界中から愛されています。また、ペルシャ語で "目が粗くて毛足が長い絨毯" を意味する『ペルシャギャッベ』は、
イランのシラーズ州を遊牧する部族がベッドとして使う為生んだ敷物です。ふかふかとした手触りは心地よく、シンプルなデザインと草木染は素朴で可愛らしい印象を与えます。
織り目の細かい繊細な印象のペルシャ絨毯と、ざっくりした織り目の素朴なペルシャギャッベ。それぞれ違った魅力を兼ね備えたイラン原産の敷物を、SUZUYAは家具と共に多数ご紹介しております。
ペルシャ絨毯
『ペルシャ絨毯』はかつてペルシアと呼ばれていた国、イランの国内で作られる手織り絨毯です。ペルシア文化を代表とする美術工芸品として、世界に誇る芸術品です。寒暖差の激しい乾燥地帯を移動する遊牧民族が、羊の毛を用いて絨毯を織ったのが始まりとされています。ペルシャ絨毯の歴史は長く、紀元前より布団や防寒具などの生活用品として暮らしと共にありました。イラン国内の産地により色彩や図柄の傾向が異なり、ペルシャ絨毯の魅力のひとつでもあります。
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ペルシャギャッベ
『ギャッベ』とはペルシア語で「ざっくりとした」という意味を持つ、毛足の長い絨毯の事を指します。イラン国内地域のひとつ、シラーズ地方の遊牧民カシュガイ族が織る品がペルシャギャッベです。寒暖差の大きな砂漠地域で快適に暮らせるよう、厚くふっくらとした生地と素朴なデザインの草木染が特徴です。SUZUYAではシラーズ産ギャッベのみを直接買付け、直輸入を行っております。
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SUZYAでご紹介しているペルシャ絨毯とギャッベはすべて、社長自らイラン現地で目利きし買い付けた品です。タブリーズ、テヘラン、ビジャーなど多くの産地の品を仕入れると共に、仲介を挟まず直輸入しているので、良い品をよりお値打ちにご紹介しております。
ヴィンテージ品は経年変化で草木染が淡く透き通り、調和のとれた色彩に変化していくのがポイントです。対して、明るく派手な色遣いが新鮮なトレンド絨毯は、仕上げして市場に売り出す前の新作から厳選。異なる魅力を持つ品を仕入れることで、より幅広いテイストの絨毯をご用意いたしました。
絢爛豪華な美しさと素朴な可愛らしさが魅力のペルシャ絨毯、ペルシャギャッベ。しかし、そんな絨毯とギャッベをどうコーディネイトするか?と心配されている方必見です。
SUZUYAでは家具はもちろん、カーテンや建材などインテリアとのトータルコーディネイトをご提案させていただいております。
長年家具のコーディネイトを提案しているSUZUYAだからこそ出来るサービスです。新たに家具をご購入される方はもちろん、お手持ちの家具とのコーディネイトについてもご相談させていただいております。
絨毯&ギャッベ買付け出張をまとめました!
社長の出張風景をイラン現地での写真を交えて
掲載しております。
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