一年半ほど前から商品化するのを楽しみにしていた木製の車椅子が、
やっとご紹介できるようになりました。

この椅子は、私の祖父（９９歳）と祖母（９３歳）がまだ車椅子に座ったり、
つたい歩きをしていた頃に買ってあげたかったイスです。
今では車椅子に座ることも難しくなりましたので、
もう使う事ができなくなりました。

折りたたみができる車椅子はとても便利で必要なものです。
しかし、お部屋でみんなで食事をしたりテレビを見たりとお家の中を移動するのに、
金属で無くてもいいかな？と思っておりました。
また、腕が元気な方は大きなタイヤが付いた車椅子の方が便利かもしれませんが、
介護が必要な方には無くてもいい機能だと思っておりました。

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当たり前のことなのですが、
おじいちゃん、おばあちゃん、どちらかが欠けてたら自分はこの世に居ないわけで、
できるだけの事はしてあげたいといと切に思います。

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モダンでシンプルなテーブルにセッティングしてみました。
家族みんなと同じように、木の椅子を使って食事をし、
家族団欒する様子を想像すると微笑ましくなります。

家族の介護をし、家族を大切にしている様子は子供たちがちゃんと見ています。
後世にやさしさを伝えるチャンスをもらってるのは、
介護される側ではなく、
させていただいてる側であるような気がしてなりません。

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